もくさくせいそうてつかんのんティーバッグ

木柵正欉鉄観音ティーバッグ

違いが分かる人のために、台湾茶専門店が本気でティーバッグを開発しました。開店以来の人気商品です。

茶葉はもちろん当店の木柵正欉鉄観音。焙煎で崩れた茶葉を集めておき、年に一度、工場に持ち込みます。

市販のティーバッグの3倍サイズ。熱湯を注ぐだけで本格的な味が丸一日楽しめます。

店主のコメント

当店自慢の大きなティーバッグ。茶海でもやかんでも、専門店の味が手軽に楽しめます。夏はアイスティーもおすすめ。2023年Lotは入荷が少なめです。お早めに確保ください。(6月2日入荷)

妥協なし!
茶葉専門店が追究した超プレミアムティーバッグ

烏龍茶の焙煎は中焙煎で2~3回、重焙煎では4~5回行います。均等に熱を加えるため、焙煎中は何度も焙煎機の中で位置を変えたり混ぜ合わせたりします。

ティーバッグに使用する鉄観音という品種は、しっかり火を入れることではじめて品種特性を発揮します。焙煎の度に茶葉はもろくなっていきます。そのため正しく焙煎された茶葉であれば、一定量は必ず崩れてしまいます。

ティーバッグ用の茶葉が多く出るのは焙煎工程の後半戦です。形が変わっても高級茶葉に変わりはありません。茶商は焙煎でふるい落ちた茶葉を集めておきます。

1年分集まったところで、軽めに火入れを行って香りを最高に立たせた状態で包装場に持ち込みます。こうして特製ティーバッグが完成します。

ティーバッグに使用するのは味がよく出る茶葉の部分だけですが、枝はそれとして価値があります。主に飲料メーカーが引き取り、ペットボトル飲料などに利用されています。以前はペットボトル需要がなく市場価値がなかったので、心優しい人たちが寺廟に"奉茶"と書いたタンクを置いてくれて参拝者の喉を潤したものです。今でもたまに目にする光景です。

ティーバッグはリーフティーよりも表面積が大きいため、新茶でも熟成が早く、手軽に本格的な味わいが楽しめます。

茶葉専門店のプレミアムティーバッグ、今年も数量限定です。

お茶のデータ
商品名称 木柵正欉鉄観音ティーバッグ
もくさくせいそうてつかんのんティーバッグ
生産地 台北市文山區指南路三段(猫空茶区)
茶樹の品種 鉄観音
製作時期 2023年Lot
茶園の海抜 300m
発酵度 重発酵
烘焙程度 重焙火
推奨茶器 ティーポット、麦茶サーバー、茶海
茶葉の分量 1包(5g)
お湯の温度 冷水~熱湯
時間の目安
(95℃)
ティーポット、茶海 → 15秒
(2煎目 -10秒、以降 +10秒ずつ)
木柵正欉鉄観音・精撰ティーバッグの3つの楽しみ方

ティーポットで淹れる → 紅茶用ポットなどにたっぷりの熱湯を注いで1~2分待つだけ。濃くなったらお湯で伸ばしてください。苦くなる心配はありません。

水出し冷茶 → 麦茶サーバーに1包入れ、水を注いだら冷蔵庫で数時間静置します。濃くなったら水を足せば数煎は楽しめます。少量のお湯で濃い目に出してから冷水を注いでも香り高く仕上がります。

茶海で淹れる → 茶海(ピッチャー)に1包とって、お湯を注げばすぐ飲めます。日本茶急須もおすすめです。

ワンポイントアドバイス

当店の木柵正欉鉄観音と同ロットです。リーフはご自宅、ティーバッグは会社や行楽用と使い分けている方もいます。