ありさんこうざんきんせんちゃ
阿里山高山金萱茶
金萱の甘い香気は、幅広い世代に支持されています。中でも阿里山茶区は、スチームミルクのようにキメが細かい香りが特徴です。発酵、焙煎はやさしめで、心地よい甘みが鼻先から抜けます。
金萱の個性に高山茶の魅力が加わって、爽快感がいっそう引き立ちます。旨みの中から湧き上がってくる天然の甘さは、なんとも心地よいものです。
新茶レポート
梅山金萱茶と同じ金萱種でありながら、まったく異なる表情を見せてくれます。
標高の高い茶園ならではの、香りが繊細で、すっと抜けていく印象。フルーツティーのような軽やかさの中に、ライチや赤りんごの皮を思わせる、品のある果実香が静かに立ち上がります。
あまりに端正な佇まいのため、先入観なしに飲むと、青心烏龍種の高山茶かと思ってしまうほど完成度の高い味わいです。
茶殻は、弾力がありながらもしなやかで、テイスティングスプーンに張り付いてくるのも、好感触。高海抜らしい、密度の高い茶葉であることが、こうしたところにも表れています。
特に心に残るのは、少し冷めたお茶を口に含み、それが口の中で温まっていく瞬間。果実の香りがふわっと広がります。
飲み干したあとにも、穏やかな回甘が静かに立ち上がってきます。この回甘が次の一口を自然と誘い、もう一杯飲みたくなる。そんな、あと引く美味しさがあります。
(2026年2月7日入荷→2月9日完売)
高山金萱茶の心地よいミルク香に包まれる
こんな経験はありませんか?
封を開けた瞬間からむせるようなバニラの香り。お湯を注ぐと、お茶とは思えないような強烈な甘いにおい・・・
次に、そのお茶を、鼻をつまんだまま飲んでみてください。本当にお茶の味がしますか?もし、お湯の味しかしなかったら、そっと手を離してください。強いバニラ香が戻ってきましたか?
それは人工香料です。
台湾茶ビギナーにも人気の金萱。残念ながら、粗悪品に香料をまぶしたお茶も多く存在しています。人工香料は表面的に嗅覚をごまかすだけです。正しい金萱の甘さは、茶湯に含まれる味わいとしての甘み、つまり味覚として感じる甘みなのです。
実は、私も以前は金萱が嫌いでした。初めて金萱を飲んだ感想は、甘ったるいの一言。蓋碗のふたから漂う香りに、身体が拒否反応を起こしてしまいました。それ以降、金萱はずっとトラウマになっていました。
しかし、店主が台湾で品質鑑定を学び、そこで出会った金萱茶は、全く違うものでした。
阿里山茶区の金萱茶は、標高が高いため、くどい甘さはなく、青心烏龍に通じる清らかな香りを放ちます。金萱種の栽培上限とされる標高1500m付近の茶園から、シーズンごとにリサーチを行っています。
金萱は生育のばらつきが少なく、機械での収穫にも適している品種です。当店は、上質な甘みと奥行きのある旨みを持つ手摘み茶を求めて、店主が台湾へ赴き、最高の1ロットを選定しています。
人気の阿里山高山金萱茶、ぜひお試しください。
お茶のデータ
| 商品名称 | 阿里山高山金萱茶 ありさんこうざんきんせんちゃ |
| 生産地 | 嘉義縣阿里山郷 |
| 茶樹の品種 | 金萱 |
| 摘茶時期 | 2025年冬:11月中旬 |
| 茶園の海抜 | 1500m |
| 発酵度 | 軽発酵 |
| 烘焙程度 | 軽焙火 |
| 推奨茶器 | 磁器または陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス |
| 茶葉の分量 | 茶壺・急須・蓋碗 → 5分の1 マグカップ、グラス → スプーン0.5杯 |
| お湯の温度 | 95℃前後 |
| 時間の目安 (95℃) |
茶壺、急須 → 50秒 蓋碗、マグカップ、グラス → 蓋をして60秒 (2煎目 -10秒、以降 +10秒ずつ) |
阿里山高山金萱茶の2つの楽しみ方
95℃の熱湯で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。
マグカップで淹れる → 金萱のように香りが強いお茶は、蓋碗を使うと特徴がよく引き出せます。ゆっくりときれいに開く茶葉の形状からも、品質の良さがご確認いただけます。
ワンポイントアドバイス
口の厚い茶杯で飲むと、金萱の甘み・旨みを強く感じることができます。ぜひお試しください。

