みんちえんろんじんちゃ

明前龍井茶

明前龍井茶は台北縣三峡鎮で作られる緑茶です。2000年代初頭までは、明前龍井茶は明前碧螺春と人気を二分するほどのお茶でした。

しかし圧を加える工程が難しく、作り手は減少の一途をたどっています。消費者の嗜好の変化も重なり、今では明前龍井茶は予約して作ってもらうお茶になっています。

明前龍井茶は仕入れに最も苦労するお茶です。何しろ選択肢が少ないのです。それでも、毎年楽しみにされている当店のお客様のために、できるだけ良品を探したいと思っています。

店主のコメント

2017年ロットは即日完売しました。再入荷情報はメルマガでお伝えします。

即日完売

今となっては幻の明前龍井茶
あなたを台湾緑茶の虜にしてみせます

明前碧螺春と同じ茶園で、2日間晴天が続いた日に摘茶された茶葉で作ります。もちろん完全無農薬

明前龍井茶は長すぎず、産毛が多く、翠玉色の光沢のものが良品です。中国産よりも全体が大きめです。

明前龍井茶は清明節前の新芽を集めて作る繊細なお茶です。熱湯より少しだけ冷ましたお湯でやさしく淹れてください。

明前碧螺春と同じく、明前龍井茶も清明節前のロットが存在します。当店は味・香りが最も優れた一番茶(初回製茶分)のみ扱います。茶葉の見た目が明らかにいきいきしています。

希少な明前龍井茶。入荷できた際にはぜひお試しください。

明前龍井茶の2つの楽しみ方

茶壺・急須で淹れる → 緑茶はやや低めの温度で淹れますので、必ずしも茶器を温めておく必要はありません。高めの水温で淹れる場合は、高い位置から注いだり蓋碗のふちを滑らすように注ぐなどして、茶葉に直接熱いお湯をかけないよう工夫しましょう。

グラスで淹れる → 茶葉を入れ、高めの位置からふちを滑らすようにお湯を注ぎます。皿などで蓋をすると、茶葉がよく蒸れて香りがアップします。半分くらい飲んだらお湯をつぎ足します。味わいの変化をお愉しみください。

ワンポイントアドバイス

緑茶は烏龍茶よりも抽出後の味わいの変化が早めです。そんな時は茶こしを使いましょう。滋味がぐっとブレにくくなります。