古早南港包種茶
100年の歴史を守る、頑固職人の逸品。懐かしく、そして新しい・・・
![]() 台北南港茶區の入口 ![]() 少し茶色がかった茶葉 ![]() 左:文山包種茶 右:古早南港包種茶 ![]() 食事との相性も抜群 ![]() |
当店の古早南港包種茶 トップページ 全商品一覧 1885年、福建省安渓の王水錦と魏静時が風水がいいことで知られる台北南港地区に茶樹を移植しました。これが台湾包種茶の発祥です。 両氏は包種茶の研究に携わるかたわら、日本政府が設立した包種茶産製研究中心で定期講習会を開き、台湾各地から集まった茶農、茶師に最新のチャ栽培技術と製茶技術を直々に教え、普及を図っていきました。 昭和天皇(裕仁)が台湾をご訪問になった際に南港包種茶を飲んで絶賛したというエピソードもあります。 全盛期には300haにまで達した農地面積も、第二次世界大戦が始まると状況は一変。南港地区は穀類への転作を余儀なくされました。加えて炭鉱に従事する農家が増えたこともあり、南港包種茶は荒廃の一途をたどることになりました。台北市の統計によると、現在、茶農は60軒ほどです。 生産量は僅かですが、高い製茶技術はしっかり継承されています。 焙煎前の南港包種茶と文山包種茶の水色を比べると、南港包種茶はやや発酵度が高いために落ち着いた水色で、これを軽く焙煎すると黄金色を呈し、岩茶のような力強い大地の味わいが現れます。 ご存知でしたか?新茶は焙煎できません。 新茶を6ヶ月ほど寝かせてしっかり後発酵を促し、また回水という水分の均質化を待ってから炭火で最終焙煎を行います。出来立ての新茶を焙煎しても深みや奥行きを引き出すことはできず、むしろ滋味成分を殺してしまうだけです。 火味を出さないように細心の注意を払いながら包種茶を焙煎するのが南港包種茶の伝統製法です。このようにして南港包種茶特有の石仙気をゆっくりと引き出していくのです。いわゆる石仙気とは、南港一帯の自然に存在する石灰層を含む地質が生み出す鉱石を思わせる滋味のことです。 口に含んだ瞬間、カカオのような香ばしさを感じます。焙煎の誠実さがひしひしと伝わってきます。その余韻がスーッとやさしく消え、2煎目、3煎目を杯を進めるうちに、今度は角のとれたほっこりした味わいが現れてきます。 沸かしたてのやかんに茶葉を直接入れる方法もおすすめです。薫り高く懐かしい香ばしさが後を引き、食事やスイーツと共に毎日飲みたくなるお茶です。
古早南港包種茶の2つの楽しみ方 1.100℃の熱湯で淹れる→石仙気を楽しむなら熱湯がベストです。全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。温めた茶杯に入っているお湯も上からかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。 2.マグカップで淹れる→先に熱湯でカップを1分以上温めておきましょう。ボディのある味わいなので茶葉は多すぎないようにして下さい。淹れるときは皿などで蓋をすると、茶葉がよく蒸れて香りがアップします。 3.お手軽にやかんで淹れる→沸かしたてのやかんに茶葉を直接入れ、ふたをして数分待てば完成です。お湯1リットルに対し茶葉3〜5gと、少なめの茶葉でじっくり蒸らすのがポイント。きれいな茶葉なのでわざわざティーバッグに入れる必要はありません。 ワンポイントアドバイス のみくらべリンク ■チャック付きアルミスタンドパック入り(脱酸素剤封入) |
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