とうちょううーろんちゃ・チンシャン

凍頂烏龍茶・清香 [軽火]

台湾で茶葉鑑定を学んだ店主が選びました。他店を圧倒する美味しさを保証します。

黄金に輝く茶湯は旨みたっぷり。口当たりはやわらかく、花香が口いっぱいに広がります。1回焙煎したら7日ほど水分循環を待って、再び焙煎を施します。こうして安定度の高いお茶が完成します。職人魂を五感で味わってください。

店主のコメント

春茶のいきいきした香りが好印象です。春の爽やかさと伝統茶区のしっかりしたボディと相まって、トロピカルな美味しさを奏でます。春茶選びのスタートにぴったりのお茶です。

専門店が本気で選んだ凍頂烏龍茶は、ここまで違います

台湾茶専門店の看板商品、凍頂烏龍茶。清香とは、青心烏龍種の清々しい花香を指します。

鹿谷郷は凍頂烏龍茶の故郷です。土質がよく、歴史に裏打ちされた製茶技術は他茶区の追随を許しません。新興茶区の茶師が研修にやってくるほどです。

惜しみない茶園管理で育てた3~5年の茶樹が主役です。生長力が強く、枝や葉もまだ少ないので、一枚一枚の葉に養分がよく行き届きます。涼しい気温と強い太陽光の日を待って、ていねいに手摘みしました

何煎も淹れられるので茶器は小さいものがおすすめ。茶壺に使う茶葉の量は、3~4煎目で茶器のふたに届くぐらいが目安です。

中国茶の茶器がなくても大丈夫。マグカップ小さじ1杯(数粒)、そして熱湯を注ぐだけで完成。茶葉が少しずつ広がっていきます。少量の茶葉でも、差し湯で丸一日お愉しみいただけます。

味、香りのバランスが良く、台湾茶デビューにぴったり。甘みのある梅山金萱茶もおすすめです。焙煎度の異なる凍頂烏龍茶・懐郷[中火]もお試しください。

店主が選んだ本物の凍頂烏龍茶をご堪能ください。

お茶のデータ
商品名称 凍頂烏龍茶・清香 [軽火]
とうちょううーろんちゃ・チンシャン
生産地 南投縣鹿谷郷
茶樹の品種 青心烏龍
摘茶時期 2022年春茶:4月中旬
2021年冬茶:10月下旬
茶園の海抜 800m
発酵度 中発酵(20-30%)
烘焙程度 軽焙火(二次火)
推奨茶器 陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗→4分の1弱
マグカップ、グラス→スプーン0.5杯
お湯の温度 95℃前後
時間の目安
(95℃)
茶壺、急須→40秒
蓋碗、マグカップ→蓋をして50秒
(2煎目-5秒、以降+10秒ずつ)
1煎目は捨てるべきですか?

お召し上がりください。1煎目は不味いから捨てるというのは誤りです。1煎目が美味しくないお茶は何煎淹れてもおいしくありません。茶道界には1煎目を茶器を温めるために使う人もいます。→台湾茶Q&A

凍頂烏龍茶・清香の2つの楽しみ方

95℃の熱湯で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。

マグカップで淹れる → 先に熱湯でカップを1分以上温めておきましょう。淹れるときは皿などで蓋をすると、茶葉がよく蒸れて香りがアップします。

ワンポイントアドバイス

烏龍茶の成分は徐々に抽出されます。茶器のお湯をきちんと切ることにより、少しの茶葉で何煎でもおいしくいただけます。

よくある質問
中国茶用の急須を持ってないのですが・・・
マグカップでも、100円ショップの日本茶の急須でも大丈夫です。台湾茶は何煎も楽しめるので小さめの急須を選びましょう。しっかり予熱して使いましょう。
超ビギナーです。どのお茶から始めたら良いですか。
凍頂烏龍茶~清香、文山包種茶など「さっぱり系」からスタートするのが良いでしょう。上質な茶葉はどう淹れても失敗しません。感想をお聞かせいただければ、次に飲んでほしい台湾茶をご提案します。

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