しょうじゅここうざんきんせんちゃ

樟樹湖高山金萱茶

衝撃の金萱に出合いました。熟成味が加わったミルク香は、まるでキンモクセイのよう。卓越した製茶技術で、しっかり発酵させた高山金萱茶だけが持っている香りです。

涼しい気候によって旨みが凝縮してます。舌触りは落ち着きがあり、一口ごとに滋味が身体に沁みわたります。金萱×高山茶×焙煎のベストバランスをお楽しみください。

店主のコメント

新茶・旧茶とも完売しました。またの入荷をお楽しみに。(2021-3-16更新)

終売しました

キンモクセイの金萱茶?
高山気と余香に秀でた海抜1400mの逸品、今ここに

かつては林業で栄えた樟樹湖茶区。春になるとスモモの白く小さな花で埋め尽くされていた一帯に、少しずつ茶園が作られるようになってきました。

山谷が多く、ほとんどの茶園が起伏に富んだ土地に広がっています。天候がめまぐるしく変わる標高1400mの霧深い高山茶区。どうやって登るのかも分からない、急斜面に茶樹が植えられていることもしばしば。

金萱はよくミルク香と評されますが、それは主に軽発酵のお話。心持ち発酵を強めた高山金宣茶は、キンモクセイ(桂花)完熟果実が交わった香りが立ちます。

手摘みの金萱茶は、標高1000mを超えると金萱っぽさは落ち着いてきます。そして青心烏龍の高級高山茶を思わせる大人の質感を漂わせます。茶殻を見てはじめて「金萱だったのか」と気づくかもしれません。上質な高山金萱茶を覚えると、金萱=ただ甘いという固定概念を疑うことになります。

旨みの中に感じるキンモクセイ香は樟樹湖茶区ならでは。金萱の奥深さに魅了されてください。

お茶のデータ
商品名称 樟樹湖高山金萱茶
しょうじゅここうざんきんせんちゃ
生産地 嘉義縣梅山郷太和村樟樹湖
茶樹の品種 金萱
摘茶時期 2017年冬茶:11月上旬
茶園の海抜 1400m前後
発酵度 軽~中発酵
烘焙程度 軽焙火
推奨茶器 磁器または陶土製の茶壺・急須、蓋碗、マグカップ、グラス
茶葉の分量 茶壺・急須・蓋碗 → 5分の1
マグカップ、グラス → スプーン0.5杯
お湯の温度 95~100℃
時間の目安
(95℃)
茶壺、急須 → 40秒
蓋碗、マグカップ、グラス → 蓋をして50秒
(2煎目 -15秒、以降 +10秒ずつ)
樟樹湖高山金萱茶の2つの楽しみ方

茶壺・急須で淹れる → 全ての茶器を充分温めてから、少し高い位置からお湯をゆっくり回しかけ、蓋をして蒸らします。茶杯に入っているお湯もかけてあげると、茶器の温度が下がらず、茶葉の開きがよくなります。

蓋碗で淹れる → 金萱のように香りが強いお茶は、蓋碗を使うと特徴がよく引き出せます。ゆっくりときれいに開く茶葉の形状からも、品質の良さがご確認いただけます。

ワンポイントアドバイス

わずかな発酵の差によって味わいが大きく異なります。台湾茶の奥深さです。

よくある質問
金萱も熟成を楽しめますか?
金萱はたいへん熟成向きです。発酵した樟樹湖高山金萱茶はフルーツのような芳しさが、中海抜の梅山金萱茶は地に足のついたミルキーさが感じられます。

お茶に関するQ&Aはこちら