新茶特集ページ

20年以上前に、私が台湾で初めて出会った衝撃のジャスミン茶です。
当時は、軽くカールした形状の茶葉で、ジャスミン茶は作られていました。その後、茶葉を細かめに砕き、表面積を大きくして、花の香りを効率的に吸着させた茶葉が主流になっていきました。
今回入荷した「懐かし味」のジャスミン茶は、最近のジャスミン茶ほど外観はきれいではなく、味わいも大人しめ。でも、口当たりがまろやかで、冷めても茶葉と花の甘みはしっかりしていて、余韻も長いものです。
口に含んでから少し間をおいて、茶葉の旨みの中から、花の甘さが「じわ～っと」湧き上がってくるタイプの台湾ジャスミン茶は、今では希少と言ってよいでしょう。
ぜひ、今年の夏は、「懐かし味」のジャスミン茶をご賞味ください。（2025年7月5日最終入荷）

茶杯に注いだ茶湯の縁がつややかに輝く光景が、味わう前から期待を膨らませてくれます。
気温差が大きい坪林茶区の空気感を詰め込んだ、透明感いっぱいの味わいで、花香と呼ばれるフローラルな香りが鼻の上へと抜けていきます。
舌ざわりは、まるで肌に吸い付くような質感のシルクを思わせます。舌の上で茶湯が唾液と交わることで、茶葉から甘さの"カプセル"がそっとほどけ、口と喉が潤いに包まれます。
文山包種茶の魅力を余すところなく感じられる、完成度の高い１ロットです。（2025年7月5日入荷）

標高1400mの茶園から、今年もとっておきの茶葉をセレクトしました。金萱種の栽培地としては概ね最高地点で、「高山茶ならではの風格」と「金萱種のやさしい個性」の両方が、絶妙なバランスで楽しめます。
これが青心烏龍種の高山茶だと言われたとしても、多くの人は疑いを持たないでしょう。それほど舌ざわりは緻密で、味わいは凝縮感に満ちています。
このエリアの金萱種は、例えるなら、バニラやクリームのようなねっとりした甘さではなく、空気の澄んだ山の上で、静かに香る一輪の甘い花。そんな控えめな香りが、ふわりと広がります。口にそっと茶液を含むと、口中がしっとりと潤い、ゆっくりとその甘さが喉へと届きます。
ゆらゆらと波のようにやさしく続く甘さを、どうぞ最後までご堪能ください。（2025年7月5日入荷）

約１年ぶりの入荷です。
春の到来とともに芽吹き出した草花の喜びを彷彿とさせる、豊かで伸びやかな香味。
機械摘みながら、ぶれのない仕上がりと堂々たる風格は、手摘茶に一歩も引けを取りません。
お茶請けには、シナモンクッキーを。温かみのあるシナモンの香りとスパイシーな風味が、四季春の杉林のような清々しい香気と、百花蜂蜜のようなふくよかな甘さ、そしてゆがみのない余韻と美しく響き合います。
出会えたことが嬉しくなる、春の名品です。（2025年7月5日入荷）

半年ぶりに再入荷しました。
前回と同じ「2024年の春茶」ですが、別のロットとなります。
今回ご紹介するロットは、透明感があって、輪郭のはっきりした味わいが特徴です。製茶から１年半が経ち、やさしめの熟成感が加わったことで、身体になじみの良い紅茶に仕上がっています。
台湾では、紅茶は一定期間寝かせてから飲む習慣があります。寝かせることによって、紅茶の味わいは厚みを増し、ベイクドチーズケーキのようなリッチな味わいのお茶請けとの相性も良くなります。
台湾紅茶は、どんな茶器でも楽しめます。日本茶用の急須でもいいですし、小さめの中国茶器を使って数煎、味わいの変化を楽しむこともできます。もちろん、西洋スタイルのティーポットで、１回で抽出いただいても大丈夫です。（2025年7月5日入荷）

台湾茶の名脇役。甘さと酸味のバランスが絶妙で、「パリッ、じゅわー」の食感がやみつきになります。
不定期入荷なので買えたらラッキーです。ボタンが押せない場合は、次の入荷をお待ちください。

１．茶葉の指定は一切できません
２．返品・交換できません
３．他の商品と合わせて注文できます
４．数百円の誤差はご容赦ください（請求・返金なし）
５．オンライン決済のみ
６．コメントはご自由に